近年、音楽シーンで注目を集めている「あのちゃん」。
独特な世界観と圧倒的なパフォーマンスで、多くのファンを魅了しています。
しかし、彼女がたどってきた道のりは決して平坦ではありませんでした。
今回は、あのちゃんの波乱万丈な経歴を詳しく見ていきましょう。
あのちゃんこと志水彩乃さんは、1997年9月4日生まれの千葉県柏市出身。
現在、歌手やタレント、女優、モデルとして幅広く活躍しています。
しかし、その華やかな姿からは想像できないような困難な過去を乗り越えてきたのです。
あのちゃんの地下アイドル時代とは?
出典:@a_n_o2mass・Instagram
あのちゃんの音楽キャリアは、地下アイドルグループ「ゆるめるモ!」から始まりました。
2013年、16歳でゆるめるモ!の第3期生として加入したあのちゃん。
実は、彼女はTwitterで偶然見つけた募集要項に応募したことがきっかけでした。
「音楽が好きな人」という条件と「雰囲気がゆるそう」という理由で決断したそうです。
ゆるめるモ!での活動中、あのちゃんは「異色のアイドル」「悪魔のアイドル」として注目を集めました。
普段のマイペースなキャラクターとは一転、ステージでは激しいパフォーマンスを披露。
客席へのダイブやデスボイスなど、従来のアイドルの枠にとらわれない姿勢が話題を呼びました。
また、独特なファッションセンスで「あのちゃんギャル(あのギャ)」ブームを巻き起こし、「水色界隈」という新しいファッションジャンルの起源となりました。
人気アーティストへの道のりと波乱万丈な経験
出典:@a_n_o2mass・Instagram
2019年9月、ゆるめるモ!を脱退したあのちゃん。
その後のソロ活動への転身は、決して平坦な道のりではありませんでした。
2020年9月4日、「ano」名義でソロ音楽活動をスタート。
1stデジタルシングル「デリート」をリリースし、新たな一歩を踏み出しました。
そして2022年4月8日、トイズファクトリーからメジャーデビューを果たします。
ゆるめるモ!の元メンバー。2020年9月、「ano」名義でソロ音楽活動を開始。22年4月、TOY’S FACTORYよりメジャーデビュー。
出典:オリコン
しかし、成功の陰には数々の困難がありました。
2022年5月にはバイクで転倒し、顔の骨を2か所骨折。
同年10月には階段で転倒し、右手指骨骨折と頭部を7針縫う怪我を負うなど、身体的な試練も経験しています。
これらの困難を乗り越え、あのちゃんは着実にキャリアを積み重ねていきました。
2023年12月には初のCD作品となる1stアルバム「猫猫吐吐」をリリース。
代表曲「ちゅ、多様性。」は1億回再生を突破する大ヒットとなりました。
あのちゃんの現在の活動と今後の展望
出典:@a_n_o2mass・Instagram
現在、あのちゃんは音楽活動にとどまらず、多方面で活躍しています。
テレビでは冠番組「あのちゃんねる」や「あののオールナイトニッポン0」などを持ち、タレントとしての才能も発揮。
2023年12月31日には「第74回NHK紅白歌合戦」に初出場を果たし、大きな注目を集めました。
女優としても活動の幅を広げており、2024年には人気漫画の実写化作品「【推しの子】」にMEMちょ役で出演。
劇中アイドルグループ「B小町」のメンバーとして、新たな一面を見せています。
今後の予定としては、2025年6月4日に2ndアルバム「BONE BORN BOMB」のリリースが決定。
さらに、同年9月3日には初の日本武道館公演も控えており、ますます活躍の場を広げていくことが期待されています。
まとめ
あのちゃんの経歴は、まさに波乱万丈そのものです。
地下アイドル時代から現在の人気アーティストに至るまで、数々の困難を乗り越えてきました。
彼女の座右の銘である「明日死ぬなら今死ぬ」という言葉は、常に前を向いて挑戦し続ける姿勢を表しています。
この強い意志と独自の個性が、今日のあのちゃんの成功を支えているのでしょう。
今後も、音楽、テレビ、女優業と多方面での活躍が期待されるあのちゃん。
彼女の更なる成長と新たな挑戦に、目が離せません。
波乱万丈な道のりを経て、今もなお進化し続けるあのちゃんの今後の活躍に、ますます注目が集まることでしょう。
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