NHK連続テレビ小説『虎に翼』での轟太一役や、ドラマ『だが、情熱はある』でのオードリー春日役など、近年話題作への出演が続く戸塚純貴さん。
「この俳優さん、どんな経歴の持ち主なんだろう?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
実は戸塚純貴さんは、ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト出身で、デビュー当初から着実にキャリアを積み重ねてきた実力派俳優なんです。
この記事では、戸塚純貴さんの経歴を時系列でわかりやすくご紹介します。
デビューのきっかけから代表作、そして俳優としての魅力まで、戸塚純貴さんの歩みを詳しく見ていきましょう。
戸塚純貴のプロフィールとジュノンボーイ受賞までの経歴は?
出典:junki_tozuka・Instagram
戸塚純貴さんは1992年7月22日生まれ、岩手県出身の俳優です。
芸能界入りのきっかけは、2010年に開催された「第23回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でした。
このコンテストで「理想の恋人賞」を受賞し、芸能界デビューを果たします。
実は、このコンテストへの応募は戸塚純貴さん本人の意思ではありませんでした。
お母様がこっそりと応募書類を送っていたというエピソードがあります。
当時の戸塚純貴さんは自動車整備士を目指していたそうですが、コンテスト受賞を機に俳優の道へと進むことになりました。
デビュー後は、舞台やドラマへの出演を通じて演技経験を積んでいきます。
そして2012年、戸塚純貴さんの経歴において大きな転機となる作品に出演することになります。
戸塚純貴の経歴を彩る代表作を時系列で紹介!
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戸塚純貴さんの経歴は、大きく3つのフェーズに分けることができます。
【ブレイク期:2012年〜】
2012年放送の『仮面ライダーウィザード』で、主人公の助手・奈良瞬平役を演じました。
この作品でコミカルな演技力が注目され、「残念なイケメン」というキャラクターを確立します。
整った顔立ちでありながら、お笑い担当もこなせる器用さが評価されました。
この頃から福田雄一監督作品の常連となり、ドラマ『アオイホノオ』や映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』などに出演。
山崎退役での変顔や体を張った演技が話題になりました。
【演技派として評価される時期:2021年〜】
2021年には『教場II』『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』など、シリアスな作品にも出演。
コメディだけでなく、幅広い役柄をこなせる俳優として認知されるようになります。
そして2023年、戸塚純貴さんの経歴において重要な転機となったのが『だが、情熱はある』です。
オードリー・春日俊彰さんを演じ、「春日そのものにしか見えない」と絶賛されました。
話し方や佇まいを完璧に再現した演技力が、多くの視聴者を驚かせました。
【国民的俳優への飛躍:2024年〜】
2024年、NHK連続テレビ小説『虎に翼』で轟太一役を演じました。
当初は男尊女卑的な学生として登場しましたが、物語が進むにつれて思慮深く優しい人物へと成長していく役柄でした。
パートナーである山田よね役の土居志央梨さんとの絆や、自身の葛藤を繊細に演じ、SNSでは「#俺たちの轟」というタグが生まれるほどの人気キャラクターとなりました。
同年には三谷幸喜監督作品『スオミの話をしよう』にも出演するなど、活躍の場を広げています。
戸塚純貴の経歴から見える俳優としての魅力と評価は?
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戸塚純貴さんの経歴を振り返ると、いくつかの大きな魅力が見えてきます。
まず挙げられるのが、アドリブ力と瞬発力の高さです。
監督からの無茶振りにも即座に応える対応力があり、撮影現場で重宝される存在として知られています。
福田雄一監督作品に何度も起用されているのは、この柔軟性が評価されているからでしょう。
次に、クールなルックスとコミカルな演技のギャップです。
整った顔立ちでありながら、変顔や奇抜な動きも厭わない振り切った演技ができるのは、戸塚純貴さんならではの強みです。
そして近年特に評価されているのが、人間味のある演技力です。
『虎に翼』の轟太一役で見せたような、不器用ながらも誠実な人物を演じると、視聴者の感情移入を強く誘います。
『だが、情熱はある』での春日役のように、実在の人物を演じる際の憑依的な演技力も高く評価されています。
まとめ
戸塚純貴さんの経歴について、ジュノンボーイ受賞から現在までの歩みをご紹介しました。
2010年のデビューから、『仮面ライダーウィザード』でのブレイク、福田雄一監督作品での活躍を経て、『だが、情熱はある』『虎に翼』で演技派としての評価を確立してきました。
コメディからシリアスまで幅広い役柄をこなせる器用さと、実在の人物を演じる際の憑依的な演技力が、戸塚純貴さんの大きな魅力です。
今後もさまざまな作品での活躍が楽しみですね。
戸塚純貴さんのこれからの経歴にも注目していきましょう。

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