KinKi Kidsのメンバーとして活躍する堂本剛さん。
そんな堂本剛さんが、実はパニック症候群(パニック障害)と闘っていることをご存知でしょうか?
堂本剛さんは自身の経験を公表し、同じ悩みを抱える人々に勇気を与えています。
今回は、堂本剛さんのパニック症候群との闘いや、彼が実践している克服法について詳しくお伝えします。
パニック症候群で悩んでいる方や、堂本剛さんのファンの方は、ぜひ最後までお読みください。
堂本剛のパニック障害発症と経緯
出典:tsuyoshi.d.endrecheri.24h.funk・Instagram
堂本剛さんがパニック障害を発症したのは、10代の頃でした。
具体的には17歳以前だったと言われています。
当時は「パニック症」という言葉自体があまり知られておらず、理解されにくい時代でした。
上京後に様々な状況が重なって「心壊し始めている」時期となり、10代で過換気症候群やパニック障害を患っていたことも告白。
出典:モデルプレス
堂本剛さんが最初にパニック発作を経験したのは、新幹線の中でのことでした。
偶然にも前日に雑誌でパニック障害についての記事を読んでいたため、冷静に対処することができたそうです。
ビニール袋がなかったため、手で空洞を作って呼吸を整えたといいます。
堂本剛さんは、パニック障害の発症原因について以下のように語っています。
- 外的ストレス(環境や人から与えられるストレス)
- 心無い言葉によるダメージの蓄積
- 真面目な性格(他人の言葉を真に受けてしまう)
これらの要因が重なり、パニック障害を発症するに至ったと考えられます。
パニック症候群との心の闘い
出典:tsuyoshi.d.endrecheri.24h.funk・Instagram
堂本剛さんが経験したパニック障害の症状は、非常に辛いものでした。
主な症状として、以下のようなものが挙げられます。
- 突発性:急に症状が現れる
- 恐怖感:急に怖くなる、逃げ場がなくなる感覚
- 閉鎖恐怖:高速道路、お風呂、電車などの閉鎖空間への恐怖
- 身体症状:過呼吸、心拍数の上昇、息ができない感覚
「めまいがすごかったり、体温調節できない、呼吸しづらい、いろいろ襲ってくるので」「人がめっちゃ見てるとか、自分の話聞いてるみたいなので、パニックになってた」「すごい大変でした」
出典:デイリー
堂本剛さんは、これらの症状に対して長年闘ってきました。
特に辛かったのは、楽しくライブをしている最中でも突然パニック発作に襲われることだったそうです。
「死んでしまうかもしれない」という恐怖感を抱えながら、芸能活動を続けてきた堂本剛さんの強さには、驚かされます。
堂本剛が実践する克服法
出典:tsuyoshi.d.endrecheri.24h.funk・Instagram
堂本剛さんは、パニック障害と闘う中で、さまざまな克服法を見出してきました。
以下に、堂本剛さんが実践している主な克服法をご紹介します。
1. 薬物療法の活用
堂本剛さんは当初、薬を飲むことに抵抗がありました。
しかし、後に「風邪薬を飲むのと一緒。嫌がる必要はない」と考えを改め、薬物療法を受け入れました。
ただし、「やめるために飲んでほしい」と依存への注意も呼びかけています。
2. 入浴法の工夫
堂本剛さんは、以下のような入浴法を実践しています。
- 38-39度のお湯に首まで10-13分浸かる
- 入浴後2時間以内に就寝する
- バスソルトを使用して自律神経を整える
この方法により、リラックス効果を得て、パニック症状の軽減につなげているそうです。
3. 正しい理解と自己受容
堂本剛さんは、パニック障害について以下のように理解しています。
- 脳の誤作動によるもの
- 誰でもなりうる病気
- コントロールが難しいが、決して恥ずかしいものではない
この理解に基づき、自分を責めず、優しく受け入れる姿勢を大切にしています。
まとめ
堂本剛さんはパニック症候群(パニック障害)と長年闘ってきました。
10代で発症し、突発的な恐怖感や身体症状に苦しみながらも、さまざまな克服法を見出してきました。
薬物療法の活用、入浴法の工夫、そして正しい理解と自己受容が、堂本剛さんの主な克服法です。
堂本剛さんの経験は、同じ悩みを抱える多くの人々に希望を与えています。
「絶対に治るから何も心配しないでいい」という堂本剛さんの言葉は、パニック障害に苦しむ人々にとって、大きな励みとなるでしょう。
今後も、堂本剛さんの活動を通じて、パニック障害への理解が深まり、多くの人々が前向きに生きていけることを願っています。
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