Mrs. GREEN APPLEのキーボード・フルート担当として活躍する藤澤涼架(ふじさわ りょうか)さん。
バンドのムードメーカーとして知られる藤澤涼架さんですが、どのような経歴を持っているのでしょうか?
長野県出身の藤澤涼架さんが、吹奏楽部からプロミュージシャンへと成長した軌跡を詳しく見ていきましょう!
藤澤涼架の経歴!中学・高校時代の音楽活動
出典:ryoka_fujisawa_mga・Instagram
藤澤涼架さんは1993年5月19日生まれで、長野県出身の一人っ子です。
中学時代は長野市立柳町中学校に通い、吹奏楽部に入部しました。
当初はパーカッションに憧れていましたが、適性検査でフルートを担当することになったのです。
中学時代の藤澤涼架さんは、全日本吹奏楽コンクール全国大会に出場し銀賞を受賞するほどの実力を身につけました。
顧問の先生から「やってみせろ」と励まされ、初めてソロパートを任された大会で「フルート楽しい」と実感したそうです。
高校は長野県立小諸高校音楽科に進学し、クラシックを中心にフルートの基礎を固めました。
しかし高校後半になると、バンドサウンドやポップスへの興味が芽生え、自由な音楽表現を求めるようになったのです。
大学には進学せず、高校卒業後は上京資金を貯めるためコンビニなどでアルバイトをしながら音楽活動の準備を始めました。
藤澤涼架がフルートを始めたきっかけと全国大会出場
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藤澤涼架さんがフルートを始めたきっかけは、中学入学後の吹奏楽部入部でした。
吹奏楽のドラム演奏を見て「かっこいい」と感じ、パーカッションを希望していたのです。
ところが適性検査で、管楽器のフルートだけ音が出せず、他の楽器は出せたため、先輩たちに「彼は絶対フルート」と決められてしまいました。
最初は音が出せず悔しかったそうですが、先輩の指導を受けながら練習を重ねたのです。
その努力の結果、全日本吹奏楽コンクール全国大会で銀賞を獲得するまで上達しました。
初めてソロパートを任された大会での経験が、藤澤涼架さんの音楽への情熱を深めるきっかけとなったのです。
この吹奏楽部での経験が、後のキーボード演奏にも大きな影響を与えることになります。
藤澤涼架の上京とMrs. GREEN APPLE加入までの経緯
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高校卒業後、藤澤涼架さんは上京資金を貯めるためアルバイト生活を送りました。
2012年からは芸能事務所テアトルアカデミーに週1回のレッスンで通い始めます。
そして2013年春、ついに上京を果たした藤澤涼架さん。
同年、大森元貴さんと出会いMrs. GREEN APPLEに加入し、キーボードを始めることになったのです。
フルート奏者だった藤澤涼架さんがキーボードに挑戦するという新たなスタートでした。
バンドは2015年にメジャーデビューを果たし、その後も順調に活動を続けています。
2023年には「ケセラセラ」で日本レコード大賞を受賞するなど、数々のヒット曲を生み出してきました。
現在は3人体制で活躍中で、ライブではムードメーカーとして知られ、信濃毎日新聞社主催の信毎選賞も受賞しています。
まとめ
藤澤涼架さんの経歴は、長野県の吹奏楽部から始まり、全国大会出場を経てプロミュージシャンへと成長した軌跡でした。
中学時代にフルートと出会い、高校で音楽科に進学し基礎を固め、上京後にMrs. GREEN APPLEに加入してキーボードにも挑戦したのです。
クラシックの基盤を持ちながらポップロックで活躍する彼女の今後の活躍が楽しみですね!

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