NHKの看板キャスターとして活躍する桑子真帆アナウンサー。
チェコ語を専攻していた大学時代から、地方局での経験を経て、全国区の人気番組を担当するまでの道のりは、多くの視聴者の興味を引くものです。
今回は、桑子真帆アナの経歴を詳しく紹介します。
彼女の学生時代からNHKでの活躍まで、どのようなキャリアを歩んできたのか、一緒に見ていきましょう。
桑子真帆アナの学歴と特徴的な専攻
桑子真帆アナの学歴は、多くの人の興味を引くものです。
出身高校は、東京都の私立女子校「鷗友学園女子高等学校」です。
この学校は偏差値67の難関校として知られています。
高校時代、桑子アナはブラスバンド部に所属し、打楽器や管楽器を担当していました。
大学進学後は、さらに特徴的な道を選びます。
桑子アナが入学したのは、国立の東京外国語大学外国語学部ロシア・東欧課程でした。
そこで彼女が専攻したのが、チェコ語です。
この学科は語学に特化した難関課程で、東京外語大学内でも専門的な言語分野として知られています。
大学時代の桑子アナは、学業だけでなく課外活動も充実していました。
ブラジル音楽のバンドサークルに所属し、サックスや打楽器を担当。
音楽活動や鉄道旅行も趣味としていたそうです。
さらに注目すべきは、大学時代にNHKでアルバイトをしていたことです。
この経験が、後のNHK入局につながったと考えられます。
NHK入局後の地方局での経験
2010年、東京外国語大学を卒業した桑子アナは、同年NHKに入局します。
入局後、最初の赴任地となったのは長野放送局でした。
長野では3年間勤務し、主に以下の番組を担当しました。
- ローカルニュースや災害情報
- 「ゆうどきネットワーク」
- ラジオ番組「ここはふるさと 旅するラジオ」
- バラエティ「着信御礼!ケータイ大喜利」（投稿受付担当）
特筆すべきは、東日本大震災時に盛岡放送局への応援派遣を経験したことです。
この経験は、後のキャリアにも大きな影響を与えたと考えられます。
長野での勤務を終えた後、2013年4月に桑子アナは広島放送局に異動します。
広島では約2年間勤務し、以下の番組を担当しました。
- 「おはようひろしま」（キャスター）
- 「ワラッチャオ!」（BSプレミアム。初代お姉さん役）
- 「NHKニュースおはよう日本」（寺門亜衣子の代理キャスターを担当）
この地方局での経験が、桑子アナのキャリアの基礎を築いたと言えるでしょう。
東京アナウンス室での活躍と担当番組
2015年3月、桑子アナは東京アナウンス室への異動が決まります。
これにより、全国放送の主要番組に出演する機会が増えていきました。
東京アナウンス室での主な担当番組は以下の通りです。
- NHKニュース7（サブキャスター）
- 首都圏ニュース845（キャスター）
- ブラタモリ（アシスタント）
- ニュースチェック11
- ニュースウォッチ9
- NHKニュースおはよう日本
特に「ブラタモリ」でのアシスタント役は、桑子アナの知名度を大きく上げるきっかけとなりました。
タモリさんとの軽妙なやりとりや、好奇心旺盛な姿勢が視聴者から高く評価されたのです。
その後も、桑子アナは次々と重要な番組を担当。
NHKの看板ニュース番組である「ニュースウォッチ9」のメインキャスターを務めるなど、着実にキャリアを積み重ねていきました。
そして2022年春からは、NHKの看板番組の一つである「クローズアップ現代」の担当キャスターに抜擢されます。
この抜擢は、桑子アナのジャーナリストとしての能力と、視聴者からの信頼の高さを示すものと言えるでしょう。
まとめ
桑子真帆アナの経歴を振り返ると、その道のりの特徴が見えてきます。
チェコ語という珍しい言語を専攻した大学時代。
長野と広島の地方局で積んだ貴重な経験。
そして東京アナウンス室での活躍と、看板番組への抜擢。
これらの経験が、現在の桑子アナを形作っているのです。
語学力や地方での経験を活かし、多様な番組で活躍する姿は、多くの視聴者を魅了しています。
今後も桑子真帆アナの活躍から目が離せません。
彼女がどのような新しい挑戦をし、さらなる成長を遂げていくのか、楽しみですね。
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