松谷鷹也さんの名前を聞いて、「どんな人なんだろう?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
2025年公開の映画「栄光のバックホーム」で主演を務め、注目を集めている松谷鷹也さん。
実は彼、元プロ野球選手の父を持ち、自身も野球エリートとして活躍していた過去があるんです。
しかし、大学時代の怪我をきっかけに野球を断念し、約3年間の引きこもり生活を経験。
そこから俳優として再起を果たした、まさにドラマのような人生を歩んでいます。
この記事では、松谷鷹也さんの野球時代から俳優転身までの経歴を詳しくご紹介します。
挫折を乗り越えて夢を掴んだ彼のストーリーを、ぜひ最後までご覧ください。
松谷鷹也の経歴!野球エリートから挫折まで
出典:matsutani_takaya・Instagram
松谷鷹也さんは1994年1月22日生まれの31歳で、神奈川県出身です。
父親は元読売ジャイアンツの投手・松谷竜二郎さんという、野球一家に生まれ育ちました。
小学2年生から野球を始め、父と兄の影響で本格的に野球の道へ進んでいきます。
中学時代は横浜瀬谷ボーイズで硬式野球に取り組み、全国大会にも出場。
その実力が認められ、福島県の強豪校・学法福島高校へ野球留学を果たします。
高校では左腕エース兼外野手として活躍し、2010年秋の東北大会では花巻東高校と対戦。
この試合では、後にメジャーリーガーとなる大谷翔平選手とも対戦し、勝利を収めています。
高校卒業後は、茨城県の常磐大学人間科学部健康スポーツ専攻にスポーツ推薦で進学。
プロ野球選手を目指して硬式野球部で練習に励んでいました。
しかし、入学からわずか半年後、運命を変える出来事が起こります。
投球練習中に肩を故障してしまい、病院で手術と1年間のリハビリが必要と診断されたのです。
リハビリを続けても痛みは改善せず、投手として続けることが困難に。
プロ野球選手という夢を諦めざるを得なくなった松谷さんは、19歳で大学を中退します。
野球エリートとして順風満帆だった人生が、一転して挫折の時期を迎えることになりました。
松谷鷹也が野球をやめた理由と引きこもり生活
出典:matsutani_takaya・Instagram
大学を中退した松谷鷹也さんは、福島の実家に戻ります。
しかし、野球人生の喪失感は想像以上に大きく、約3年間の引きこもり生活を送ることになりました。
幼い頃から野球一筋で生きてきた彼にとって、野球を失うことは人生の目標を失うことと同じだったのです。
引きこもり期間中は、アルバイトをしながら生活していました。
肩の故障は肉体的な痛みだけでなく、精神的にも大きなダメージを与えていたのです。
プロ野球選手という夢を諦めた喪失感と、これからどう生きていけばいいのかという不安。
松谷さんは暗闇の中で、もがき苦しんでいました。
そんな彼を支えたのが、家族の存在でした。
特に母親は温かく見守り続け、兄は新しい道を示してくれます。
父親の松谷竜二郎さんも、自身のプロ野球経験から挫折を乗り越える教訓を伝えました。
家族の支えがあったからこそ、松谷さんは次のステップへ進むことができたのです。
松谷鷹也の俳優転身のきっかけと代表作
出典:matsutani_takaya・Instagram
22歳のある日、松谷鷹也さんの人生を変える出来事が起こります。
4歳上の兄と一緒に見た「仮面ライダーエグゼイド」に強く影響を受けたのです。
画面の中で輝く俳優たちの姿を見て、「自分も俳優になりたい」という新しい夢が芽生えました。
まずはモデルからスタートし、徐々に俳優としてのキャリアを積んでいきます。
2017年には「HIGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY」でデビュー。
最初はエキストラや端役からのスタートでしたが、着実に実績を重ねていきました。
2021年の映画「ブレイブ-群青戦記-」で本格的な出演を果たし、注目を集めます。
同年には主演映画「朝日が昇るまで待って」にも出演。
2022年には「パリピ孔明」で七海役を演じ、さらに知名度を上げました。
そして2025年、松谷さんにとって特別な作品が公開されます。
映画「栄光のバックホーム」で主演の横田慎太郎役を務めることになったのです。
この役のために体重を20kg増やして94kgまでビルドアップし、野球経験を活かした演技で挑みました。
かつて挫折した野球の世界を、今度は俳優として表現する。
松谷さんにとって、まさに人生の集大成とも言える作品になっています。
現在はアービング所属で、趣味は料理と筋トレ。
身長185cm、体重74kgという恵まれた体格を活かし、様々な役柄に挑戦しています。
まとめ
松谷鷹也さんの経歴についてご紹介しました。
元プロ野球選手の父を持ち、自身も野球エリートとして活躍していた松谷さん。
大学時代の肩の故障でプロ野球選手の夢を断念し、約3年間の引きこもり生活を経験しました。
しかし、兄と見た「仮面ライダーエグゼイド」をきっかけに俳優を志し、22歳で新たな人生をスタート。
2021年「ブレイブ-群青戦記-」、2022年「パリピ孔明」で注目を集め、2025年には映画「栄光のバックホーム」で主演を務めます。
挫折を乗り越えて夢を掴んだ松谷鷹也さんの今後の活躍が楽しみですね。
応援していきたいですね。

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