元モーニング娘。
のメンバーとして活躍し、ソロ活動でも人気を博してきた道重さゆみさん。
2024年8月14日、東京・Zepp Diver Cityでのラストライブを終え、芸能界を引退しました。
なぜ、道重さゆみさんは引退を決意したのでしょうか?
その理由として挙げられているのが「強迫性障害」です。
今回は、道重さゆみさんの引退理由と、22年に及ぶ芸能生活の軌跡を詳しく見ていきます。
引退の真相からラストライブの様子まで、徹底的に解説していきましょう。
道重さゆみの引退発表と主な理由
出典:sayumimichishige0713・Instagra
2024年1月19日、道重さゆみさんは自身のブログで芸能界引退を発表しました。
引退の主な理由として挙げられたのが「強迫性障害」の診断です。
道重さんは2023年末に強迫性障害と診断されたことを明かしています。
引退発表の中で、道重さんは次のように語っています。
「今まで出来ていた仕事の中に、もうできないかもしれないと思う事も増えてきました。そんな中で活動を続けていくのは、難しい、限界だな、と感じるようになり、会社にもその都度、相談させていただいていました。そして、今回、この決断をさせていただきました」
出典:Ameba
この言葉からも、強迫性障害が彼女の仕事に大きな影響を与えていたことがうかがえます。
道重さんは引退までの約半年間、ファンへの感謝を込めて精一杯活動することを約束しました。
「夏のコンサートツアーまで約半年、今、私にできることを精一杯し、感謝の気持ちを届けたいと思っています」と、最後のコンサートツアーまでファンに恩返しをする意向を示しました。
強迫性障害が引退決断に与えた影響
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強迫性障害は、道重さゆみさんの芸能活動に深刻な影響を及ぼしていました。
特に精神面での症状が、彼女の仕事への取り組みを困難にしていたようです。
所属事務所の発表によると、道重さんが経験していた主な症状は以下の通りです。
- 特定の仕事上で過度なこだわりや過敏な行動がある
- 強い不安感や恐怖心がある
- これらの症状により、一部の活動を制限せざるを得なくなった
これらの症状により、道重さんは徐々に活動を制限せざるを得なくなっていきました。
所属事務所とも度重なる相談を重ね、最終的に引退という決断に至りました。
道重さんにとって、この決断は自身の健康を最優先に考えた結果だったと言えるでしょう。
道重さゆみの芸能活動22年の軌跡
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道重さゆみさんの芸能生活は、実に22年という長きにわたります。
2003年1月19日、わずか13歳でモーニング娘。
6期生として加入したのが始まりでした。
12年5月、新垣里沙の卒業を受けて8代目リーダーに就任。14年11月26日の横浜アリーナ公演をもってモーニング娘。
出典:YAHOOニュース
その後の主な活動は以下の通りです。
- 2003年〜2014年:モーニング娘。のメンバーとして活躍
- 2006年頃:「毒舌アイドル」のキャラを確立
- 2012年5月:モーニング娘。8代目リーダーに就任
- 2014年11月26日:モーニング娘。卒業(在籍4329日の最長記録)
- 2014年〜2017年:約2年間の休業期間
- 2017年3月:ソロ活動を再開
- 2024年8月14日:芸能界引退
モーニング娘。
加入から引退までの日数は、実に8243日に及びます。
道重さんは「劣化しないアイドル」を貫き、30歳を迎えた際には「10代はかわいい。20代は超かわいい。30代は超超かわいい。劣化という言葉は私にはないんです。常にピークです」と公言するなど、独自のキャラクターで人気を集めました。
ラストライブの様子
出典:sayumimichishige0713・Instagra
2024年8月14日、道重さゆみさんは東京・Zepp Diver Cityでラストライブを行いました。
『SAYUMINGLANDOLL〜SAMSALA〜』と題されたツアーの千秋楽でした。
ラストライブの主な様子は以下の通りです。
- 約2500人収容の会場に、ピンクのTシャツを着たファンが集結
- 「最幸道重」「道重相愛」などと記されたTシャツを着たファンも
- 午後7時開演、約2時間半のパフォーマンス
- 取材メディアを入れず、ファンとの時間に集中
道重さんは、別れを惜しむファンを楽しませることだけに集中し、最後の舞台を締めくくりました。
まとめ
道重さゆみさんの引退理由と22年の芸能生活について、まとめてみました。
- 引退の主な理由は強迫性障害の診断
- 精神的な症状により、仕事への制約が増加
- 2003年のモーニング娘。加入から8243日間、芸能界で活躍
- 「劣化しないアイドル」として独自のキャラクターを貫く
- ラストライブでは約2500人のファンに別れを告げた
道重さゆみさんの引退は、ファンにとって大きな衝撃だったことでしょう。
しかし、22年という長きにわたる芸能活動の中で、彼女が多くの人々に喜びと感動を与えてきたことは間違いありません。
強迫性障害という困難に直面しながらも、最後まで「劣化しないアイドル」を貫き通した姿勢は、多くの人々に勇気を与えるものだと言えるでしょう。
道重さゆみさんの新たな人生の門出を、ファンの一人として心から応援したいと思います。
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