こんにちは!
今回は、日本の音楽シーンで圧倒的な存在感を放つアーティスト、米津玄師(よねづ けんし)さんの経歴についてお届けします。
ボカロPとしてデビューし、今や日本を代表するミュージシャンとなった米津玄師さん。
彼の音楽キャリアの始まりから現在に至るまでの成長過程を、詳しく見ていきましょう。
独特の世界観と圧倒的な才能で多くのファンを魅了する米津玄師さんの軌跡をたどることで、彼の音楽の魅力がより深く理解できるはずです。
それでは、米津玄師さんの波乱万丈な音楽人生をご紹介していきます!
米津玄師さんの音楽キャリアの始まり
出典:hachi_08・Instagram
米津玄師さんの音楽キャリアは、高校生時代から始まっています。
2008年、米津さんは「閃光ライオット」という10代限定のロックフェスに参加しました。
残念ながら本選には進めませんでしたが、この経験が彼の音楽への情熱をさらに燃え上がらせたのです。
しかし、米津玄師さんの名が一躍有名になったのは、ボカロPとしての活動からでした。
2009年、18歳の時に「ハチ」という名義でニコニコ動画にVOCALOID楽曲の投稿を開始します。
「マトリョシカ」や「パンダヒーロー」といった楽曲は大ヒットし、ミリオン再生を記録。
ボカロシーンで一躍スターダムにのし上がりました。
この時期の米津玄師さんの特徴は、独特の世界観と斬新な音楽性でした。
彼の楽曲は、従来のJ-POPの枠にとらわれない新しさで、多くのリスナーを魅了しました。
ボカロPとしての成功は、後の米津玄師さんの音楽キャリアの重要な基盤となったのです。
米津玄師さんのメジャーデビューと飛躍
出典:hachi_08・Instagram
ボカロPとして成功を収めた米津玄師さんですが、2012年からは本名での活動を開始します。
これは、「VOCALOIDを隠れ蓑にしたくない」という強い意志からでした。
自身の声で歌う楽曲制作に転換し、新たな挑戦を始めたのです。
そして2013年、ついに米津玄師さんはメジャーデビューを果たします。
シングル「サンタマリア」でユニバーサルシグマからデビューし、その独特の世界観と音楽性で注目を集めました。
しかし、真の飛躍は2017年から2018年にかけて訪れます。
4枚目のアルバム「BOOTLEG」で大きな商業的成功を収め、CDショップ大賞と日本レコード大賞で最高賞を獲得。
そして2018年、TBSドラマ「アンナチュラル」の主題歌「Lemon」が大ヒットします。
この楽曲は、史上初となるダウンロード300万セールス超えを記録。
ミュージックビデオの再生回数も9億回を超え、邦楽最多記録を更新しました。
「Lemon」の成功により、米津玄師さんは一気に国民的アーティストの仲間入りを果たします。
彼の音楽は、幅広い年齢層に支持されるようになり、日本の音楽シーンに大きな影響を与えるようになりました。
米津玄師さんの多彩な才能と活動
出典:hachi_08・Instagram
米津玄師さんの魅力は、音楽だけにとどまりません。
彼はシンガーソングライターとしてだけでなく、マルチクリエイターとしても活躍しています。
米津玄師さんの多彩な才能は以下の分野で発揮されています。
- 作詞・作曲・編曲
- イラストレーター(アルバムアートワークなど)
- 映像作家(ミュージックビデオの制作)
- 音楽プロデューサー(他アーティストへの楽曲提供)
特に、自身のアルバムジャケットやミュージックビデオを自ら手がける点は、彼の創造性の高さを示しています。
これらの活動を通じて、米津玄師さんは自身の世界観を音楽以外の方法でも表現し、ファンを魅了し続けています。
「KICK BACK」が、アメリカレコード協会(RIAA)によりゴールド認定を受け、日本語詞楽曲として史上初の快挙を達成。
出典:PROFILE
さらに、米津玄師さんの才能は国際的にも認められています。
2022年には、TVアニメ「チェンソーマン」のOPテーマ「KICK BACK」が世界的に大ヒット。
日本人楽曲として初めてSpotify Global 50にランクインし、さらにアメリカレコード協会(RIAA)より日本語詞楽曲として史上初のゴールド認定を受けました。
この成功は、米津玄師さんの音楽が言語の壁を越えて、世界中のリスナーに訴求力を持つことを証明しています。
まとめ
米津玄師さんの経歴は、インターネット文化から生まれたアーティストが、いかにして日本を代表するミュージシャンへと成長したかを示す素晴らしい例です。
ボカロPとしての活動から始まり、独自の世界観と音楽性で多くのファンを魅了。
メジャーデビュー後も常に進化を続け、「Lemon」で国民的ヒット曲を生み出し、さらには国際的な成功も収めています。
米津玄師さんの成功の秘訣は、音楽への真摯な姿勢と、常に新しいことに挑戦する姿勢にあるでしょう。
彼の多彩な才能と独特の世界観は、今後も日本の音楽シーンに大きな影響を与え続けることでしょう。
米津玄師さんの今後の活動にも、引き続き注目していきたいですね。
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